子どもを保育園へ連れて行く
FXをしていると、どうしても座りっぱなしになりがち。相場が動いていないときでも、YouTubeを観たり、ゲームをしたりして、石のように同じ場所にいる。このままじゃ身体がどんどん錆びてしまう気がしていた。
「変わるなら今だ!これはチャンスだ!」
そんな気持ちで、予定していた車での送り迎えをやめ、自転車での送迎に切り替えることを決めた。
片道30分。往復で1時間。
運動になるし、ガソリン代の節約にもなる、何より——子どもとのよい思い出になるハズ。
自転車のルールが気になる
学生のときは深く考えずに乗っていたけど、いまはもうえぇ大人。
さらに後ろには大切な子どもを乗せる。ルールの理解が曖昧なまま走るのはアカン。
そこで調べてみると・・・
「自転車は車道の左側端を走るのが原則。歩行者の妨げにならなければ歩道も可。専用道路があればそこを通行」
こう書かれていた。
正直、「自転車専用道路」がある道は、逆に車との距離が近くて怖い・・・。
さらに調べてみると・・・
「やむを得ない場合は歩道の走行も可能」
という一文を見つけた。少し安心した。とにかく「安全第一」「ルールを尊重」
なぜか声量がUP
朝、保育園に送り届けて家に戻ると、身体の芯がポカポカしていた。そして、もうひとつの変化に気づく。
——声が大きくなっている気がする。
自分のなかでは普段と変わらない発声のつもりなのに、やたら通る。風を切って全身が目覚めたのか、気持ちが高ぶっていたのか。理由はわからない。ただ「ただいま」がいつもより大きく室内に響き渡っていたことは間違いない。
初日を終えて
「子どもを後ろに乗せて自転車を運転できる」これはすごく幸せなことだった。夕方はヘルメットを嫌がったけど、ちゃんと説明すると納得してくれた。ありがとう。走行中、背中に顔をくっつけてくれたり、小さい手と短い腕で体をギュッと包んでくれたり。
めちゃめちゃ幸せな気持ちになった。
自転車での送り迎え。この時間は宝物になると思った。
子どもとの思い出を増やしていく。

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