なぜ、トレーダーに“身体感覚”が必要なのか

食と健康

FXを始めた頃の私は、
「良い手法を身につければ勝てる」と思っていました。

環境認識を学び、
エントリーポイントを探し、
再現性を高めようとしていました。

もちろん、それらは大切です。

ですが、長く相場と向き合う中で、
少しずつ考え方が変わっていきました。

同じチャートを見ていても、

  • 焦っている日
  • 睡眠不足の日
  • 身体が重い日
  • 呼吸が浅い日

こういう日は、判断が乱れやすい。

逆に、

身体が整っている日は、
無理なトレードをしにくい。

この感覚が、少しずつわかるようになってきました。

相場は、思っている以上に“自分自身”が映る

FXは、チャート分析の世界でもありますが、
同時に、“自分自身が映る世界”でもあると思っています。

焦っている日は、
チャンスではない場所でも入りたくなる。

疲れている日は、
待つことが苦しくなる。

感情的になっている日は、
損切りができなくなる。

以前の私は、
それを「メンタルが弱いから」だと思っていました。

ですが今は、
精神論だけではないと感じています。

身体が乱れていると、
思考も乱れやすい。

これは、実際に自分自身が経験してきたことです。

無呼吸症候群だった頃の話

私は以前、
無呼吸症候群と診断されていた時期があります。

日中の眠気が強く、
頭がぼんやりすることもありました。

集中力も続きにくい。

ですが当時は、
「疲れているだけだろう」くらいに考えていました。

その後、少しずつ食事を見直し、
生活を整えていく中で、
身体感覚が変わっていきました。

劇的な変化というより、
少しずつです。

呼吸の深さ。

朝の感覚。

集中力。

思考の静けさ。

以前より、
“無理な判断”が減っていったように感じています。

身体感覚は、小さなサインを受け取る感覚

身体感覚という言葉は、
少し曖昧に聞こえるかもしれません。

ですが、
実際はとても静かなものです。

よく眠れているか。

呼吸が浅くなっていないか。

甘いものばかり欲しくなっていないか。

身体が重くないか。

焦っていないか。

そういう、
小さな変化に気づく感覚です。

そして私は、
この小さな感覚を無視しないことが、
長く相場に残る上で大切だと思っています。

「勝つ」より、「崩れない」

以前の私は、
「勝つこと」に意識が向きすぎていました。

ですが今は、
少し考え方が変わりました。

大切なのは、

“崩れないこと”

なのではないか。

そう感じています。

身体が乱れ、
睡眠が乱れ、
食事が乱れ、
感情が乱れる。

すると、
トレードも崩れやすくなる。

逆に、
身体が整っていると、
「待つ」という判断がしやすくなる。

これは、手法以前の土台なのかもしれません。

おわりに

FXは、
つい「技術」の世界として考えがちです。

ですが実際は、
その技術を使う“自分自身”の状態も、とても重要だと感じています。

だから私は、
チャートだけではなく、

  • 食事
  • 睡眠
  • 呼吸
  • 身体感覚

も大切にするようになりました。

食事は、すぐに結果が出るものではありません。

ですが、毎日の積み重ねは、
少しずつ身体感覚に表れてくるように感じています。

そしてその感覚は、
相場と向き合う姿勢にも、静かにつながっている気がしています。

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著者:あいぞう
FX歴7年の40代トレーダー。ドル円のみを監視しています。知識と経験を共有します。記事がお役に立てると嬉しいです。

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