【FX】私がFXを選んだ理由

FX×在り方

はじめに

私がFXを選んだ理由は、最初から為替相場そのものに強く惹かれていたからではありません。値動きを予測することや、トレードで利益を得ることよりも、その先にある生き方に魅力を感じていました。

人付き合いを最小限にし、自分のペースで働く。誰かと予定を合わせるのではなく、自分で時間の使い方を決める。そのような暮らしを求めていた先に、トレーダーという生き方があり、やがてFXという選択肢にたどり着きました。

振り返ると、私がFXを選んだ背景には、年齢を重ねるなかで変わっていった人との距離感があります。この記事では、株式投資との出会いや失敗、そこからFXへ移った経緯をたどりながら、私がFXを選んだ理由について書いていきます。

年齢とともに、人付き合いが負担になっていった

私は年齢を重ねるにつれて、人付き合いを負担に感じることが増えていきました。今では、一緒にいても疲れない友人は片手で数えられるほどです。それでも、寂しいとは感じていません。気心の知れた友人と、ときどき会って笑い合うくらいが、私にはちょうど良いのです。

30代の頃に勤めていた会社では、飲み会がよく開かれていました。同僚はみな素晴らしい人たちで、人間関係に大きな問題があったわけではありません。ただ、私はお酒が弱いこともあり、飲み会が終わる頃には、いつも気持ちが疲れていました。

誰かに嫌なことを言われたわけでもなく、その場で孤立していたわけでもありません。それでも、周囲に合わせながら長い時間を過ごすことが、少しずつ負担になっていました。帰宅すると、楽しかったという気持ちよりも、ようやく一人になれたという安堵のほうが大きかったように思います。

人と関わらずに生きる方法を考えていた

会社で働いていれば、同僚や取引先との関わりがあります。仕事が終わったあとにも、飲み会や行事などの付き合いが続くことがあります。社会人として生きていく以上、人との関わりを完全になくすことは難しいと分かっていました。

それでも私は、「どうすれば人付き合いを減らせるだろう」「どうすれば、できるだけ人と関わらずに生きていけるだろう」と考えることが増えていきました。人間関係に傷ついたからではなく、自分に合う距離を保ちながら暮らしたいという思いが強くなっていたのです。

30代半ばで独立すると、会社の同僚との付き合いはなくなりました。勤めていた頃と比べ、人と接する機会は大きく減りました。自分で時間を使えるようになり、人に合わせる場面が少なくなったことで、私はそれまで求めていた暮らしに少し近づきました。

株式投資から知った、トレーダーという生き方

ちょうどその頃、私は株式投資に興味を持ち始めました。そして、相場と向き合いながら収入を得る、トレーダーという生き方があることを知りました。

毎日パソコンの前に座り、モニターに映るチャートを見る。そこにいるのは、自分と、絶えず動いている相場だけです。会社のような組織に所属する必要もなく、同僚との付き合いもありません。その働き方を知ったとき、私はトレードの技術よりも、トレーダーとしての生活に強く惹かれました。

「自分もトレーダーとして生きていきたい」と思い、すぐに株式の口座を開設しました。勉強を始めると同時に、実際の資金を使った取引にも挑戦しました。師匠と呼べる人はおらず、すべて独学でした。

資金を失っても、トレーダーへの思いは残った

初めての挑戦が順調に進んだわけではありません。知識も経験も十分ではない状態で取引を続けた結果、私は数か月で準備していた資金の三分の一を失いました。

当時の私には、相場の見方だけでなく、資金の守り方や、自分の感情との付き合い方も身についていませんでした。実際に資金が減っていく経験を通して、トレードは口座を開設すればできる仕事ではないことを知りました。

それでも、トレーダーになりたいという気持ちは変わりませんでした。資金を失ったことで、簡単には続けられない世界だと分かりましたが、トレーダーという生き方そのものを諦めようとは思いませんでした。失敗してもなお続けたいと思えたことで、自分が何を求めていたのかが、かえってはっきりしたように思います。

株式からFXへ活動の場を移した理由

しばらく株式と向き合っているうちに、私はFXという存在を知りました。FXは平日であれば、時間帯を問わず取引できます。決められた取引時間に窮屈さを感じていた私にとって、その自由さは大きな魅力でした。

取引できる時間が長ければ、自分の生活に合わせて相場と向き合えます。決まった時刻までに準備を整えるのではなく、自分の状態やその日の予定を見ながら、チャートを見る時間を選べます。その環境は、自分のペースで働きたいという私の思いと重なっていました。

こうして私は、株式からFXへ活動の場を移しました。株式が合わなかったというよりも、FXのほうが、自分が求めていた働き方に近いと感じたのです。

FXを選んだ本当の理由

FXを学び、専業トレーダーとして生きていけるようになれば、人付き合いを極限まで減らせるかもしれない。当時の私は、そのように考えていました。

「人付き合いを最小限にしたい」「できるだけ人と関わらずに生きたい」。それが、私がFXを選んだ大きな理由です。華やかな成功を夢見ていたわけでも、相場の世界に特別な憧れを抱いていたわけでもありませんでした。

FXでは、取引するかどうかを自分で決めます。チャートを見る時間も、取引を終える時間も、自分で選べます。判断の結果を引き受ける必要はありますが、その代わり、誰かに合わせることなく、自分のペースで仕事を続けられます。

もちろん、FXを選んだからといって、すぐに望んでいた生き方が手に入ったわけではありません。相場を学び、失敗を重ね、自分の判断と向き合う時間が必要でした。それでも、私が求めていた暮らしとFXの性質は、静かにつながっていました。

まとめ

私がFXを選んだ理由は、FXそのものへの憧れだけではありません。その先に、人付き合いを最小限にし、自分のペースで働ける生き方が見えたからです。

会社員だった頃、人間関係に大きな問題はありませんでした。それでも、人と関わり続ける生活に疲れを感じ、自分に合う距離で暮らす方法を探していました。その途中でトレーダーという生き方を知り、株式投資を経験し、時間の自由さに惹かれてFXへ移りました。

チャートの前では、自分で見て、自分で考え、自分で判断します。その厳しさを含めても、私にとっては、人に合わせ続ける働き方よりも自然でした。振り返ってみると、私はFXを選んだというよりも、自分が望んでいた生き方をたどった先で、FXに出会ったのだと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました